
こんにちは!「出張ホストVENUS」運営事務局です。
きらびやかなサービスで夜毎に女性たちを楽しませるホストクラブ。今回は、そんなホストクラブの歴史についてご紹介します。
「ホストクラブはいつごろ生まれたの?」「今と昔のホストクラブの違いは?」など、ホスト初心者さんはもちろんヘビーユーザーさんでも知らない方が多い“ホストクラブの歴史”。
それぞれの時代を代表するレジェンド的ホストに絡めて、その歩んできた道のりを紐解いていきます。
CONTENTS
ホストクラブはどのように生まれた?ホスト創成期の歌舞伎町の様子とは
まずはホストクラブがどのようにしてこの世に誕生したのかを見ていきましょう。
創成期のホストクラブはどのようなものだったのか?現在との比較を交えつつご紹介します。
ホストクラブの原形「女性専用クラブ」が生まれたのは高度経済成長期
そもそも「歌舞伎町」という歓楽街が生まれたのは、第二次世界大戦後の1950年ごろ。東京復興計画のひとつとして誕生しました。
映画館やキャバレーなどがひしめく歌舞伎町。1965年に、日本初となる女性専用クラブ「ナイト東京」がオープンします。
当時の「ナイト東京」はダンスホールという形をとりつつも、ダンサーの男性にチップを払うことで一緒にお酒を飲んだり、会話を楽しんだりすることが可能でした。これが、現在のホストクラブの原形だと言われています。
約50年前に「クラブ愛」が今も続く“ホストクラブのスタイル”を確立
現在のホストクラブのスタイルを確立したのが、1971年にオープンしたホストクラブ「クラブ愛」です。
当時、ホストクラブと呼べるお店は他にもいくつか存在しました。しかしそれらのお店に基本給や保障給という概念はなく、ホストたちの収入は指名料やお客さんからのチップのみ。そのため、ホストを続けられるのは一握りの男性に限られていました。
「クラブ愛」は、そういったホストの不安定な雇用形態を変えるべく生まれたお店です。
ホストの代名詞ともいわれるシャンパンタワーやシャンパンコール、スーツを着用しての接客などは、すべて「クラブ愛」から生まれたとも言われています。
《初代レジェンド》愛田武さん─歌舞伎町ホストクラブ協力会・初代会長─
そんな「クラブ愛」を生み出したのが、ホスト界の初代レジェンドと言われている愛田武さんです。
自身もホストだった愛田さんは、「新しいホストクラブを作りたい」とクラブ愛をオープン。また、ホストクラブの存在を世間に広めるためにさまざまな活動を行いました。
さらに、歌舞伎町のホストクラブで組織された「歌舞伎町ホストクラブ協力会」の初代会長にも就任した愛田さん。年商は最高で20億円以上と、まさにホストの帝王と呼べる存在です。
2018年に惜しまれつつこの世を去りましたが、今なおその名が語り続けられています。
ホストクラブの最盛期!バブル時代からホストブームへ
ホストクラブという存在が生まれてしばらく経ったころ、日本はバブル時代に突入します。さらに空前のホストブームなど、ホストクラブを取り巻く環境も次々と変化。
そんな激動の時代を通り抜けた、当時のホストクラブの様子に迫ります。
ホストクラブもバブルに突入!?桁違いのプレゼントが飛び交う別世界
1980年~90年代に巻き起こったバブル景気。日本中が好景気に沸き、夜の街にもたくさんのお客さんが訪れるようになりました。
きらびやかな別世界が堪能できるホストクラブは、贅沢を楽しむ当時の女性たちの心を満たしたことでしょう。
また、ホストたちへのプレゼントもどんどん高価なものになっていきました。高級車や一等地のマンションなどの贈り物が毎日のように飛び交い、まさにバブル。
「ホストはとにかく稼げる」といった世間のイメージは、ここから生まれたのかもしれません。
2000年代「ホストブーム」到来!テレビやメディアに引っ張りだこ
2000年代に入ると、空前のホストブームが巻き起こります。
売れっ子ホストがタレントとしてテレビに登場し、雑誌などのメディアにも多く取り上げられるようになりました。
そのおかげか、ホストクラブの客層もガラリと変化します。
これまでは、富裕層のマダムや夜のお仕事をしている女性がメインのターゲットだったホストクラブ。ホストブーム以降は、一般職に就く若い女性たちの利用率もグッと上がりました。
《最盛期のレジェンド》城崎仁さん─お茶の間を沸かせた売れっ子ホスト─
ホストブーム時代のレジェンド的ホストといえば、城崎仁さんは外せませんよね。
「枕営業を一切しない」という接客スタイルでありながら、ホストとしての最高年収は1億円以上。人気店のナンバーワンの座を5年連続で守り続けていました。
そして、ホストとして人気絶頂のタイミングで、突然タレントへと転身。夜の街だけでなくお茶の間をも魅了してくれました。
現在は活動拠点をSNSなどに移されたため、テレビではあまり見かけなくなった城崎さん。しかし、彼が「元カリスマホスト」という肩書きでバラエティ番組に多数登場したことで、ホストという職業が身近な存在になったことは間違いありません。
変化を続ける現代のホストクラブ!「ネオホスト」などが話題に
バブルやホストブームの後には、ホストクラブの在り方も大きく変化しました。
新しく「ネオホスト」という概念も生まれ、よりカジュアルで親しみやすい存在として、広く愛されるようになっていきます。
バブル崩壊後、ホストたちの意識や接客スタイルが大きく変化
バブル崩壊後、長く不景気が続く日本経済。もちろん、ホストクラブも例外ではありませんでした。
ラグジュアリーなサービスが楽しめる分、一般的な飲食店よりも高めに料金設定されているホストクラブ。不景気の余波で客足が一気に途絶え、閉店を余儀なくされるお店も少なくなかったそうです。
そんな中で、ホストたちの意識が少しずつ変化していきました。
一回のお会計で数百万円……というこれまでの接客スタイルを見直し、不景気の中でも楽しめるサービスが模索されていきます。
クリーンでカジュアルな「ネオホスト」たちが現代のホスト業界を牽引
比較的リーズナブルに利用できる「ネオホスト」というスタイルが確立されたのもこの頃です。
彼らはスーツでビシッとキメた従来のホストたちとは違い、カジュアルな私服で接客します。知り合いの男性と一緒に過ごしているかのような、リラックスしたムードで楽しめると大人気。
また、お酒ではなくソフトドリンクがメインで提供されるため、料金設定もお安めです。
「高級感の溢れるバブリーな異世界」というかつてのイメージから脱却し、気軽に利用できることを目的としたネオホスト。そんな新時代のホストたちが、今のホスト業界を牽引しています。
《現在のレジェンド》ローランドさん─圧倒的な魅力をもつ新時代のホスト─
今現在のホスト業界で圧倒的な魅力を放つ超売れっ子ホスト、ローランドさん。新時代のホストクラブを象徴するような存在です。
新人時代は苦労されたローランドさんですが、自己分析やストイックな努力を積み重ねることでどんどん売上が増加。最終的には、お酒を一滴も飲まないにも関わらず最高の月間売上6,000万円という偉業を達成しています。
また、オリジナルの美学を持ち、ホストだけでなくタレントや実業家としても華々しく活躍されているローランドさん。自身の名言集が書籍となるなど、もはやその存在自体がカリスマな「新時代のレジェンド的ホスト」と言えるでしょう。
時代とともに進化するホストクラブから今後も目が離せない
いかがでしたか?
ホストクラブの歴史や、時代を牽引したレジェンドホストたちをご紹介しました。それぞれの時代のホストたちを比較することで、また新しい発見があるかもしれませんね。
また、現在は店舗を持たない「出張ホスト」にも人気が集まっています。
気になったあなたは、出張ホストVENUSの所属ホスト一覧をチェックしてみてはいかがでしょうか?